当センターのトレーニングは、PCIT Internationalのトレーナー・セラピスト認定制度に基づいています。トレーニングの詳細についてはPCIT-Japan及びPCIT Internationalのホームページをご覧ください。
資格申請条件
PCIT Internationalの認定セラピスト資格申請に先立ち、下記の条件がありますので、イニシャルワークショップ受講前にご確認下さい。なお、この条件は米国の状況に基づいて策定されたもので、日本の状況においては判断しにくい点もございます。ご質問や疑問については、office@pcittc-japan.comまでどうぞ積極的にお寄せ下さい。
- 精神保健衛生分野において修士号以上、あるいは諸外国において修士号と同等の学位を有すること。あるいは医師免許を取得していること。( 臨床心理士受験資格の移行期間(1988年から2005年度)に臨床心理士資格を取られた方は修士号と同等の学位に相当します)
及び - 自ら免許を有する精神保健衛生サービスの提供者である(例:免許を有する心理学者/カップル・家族療法家/カウンセラー/臨床ソーシャルワーカー等)こと。または、免許を有する精神保健衛生サービス提供者のスーパービジョンのもとに勤務していること。
上記前提条件を満たしたうえで - ステップ1:40時間PCITイニシャルワークショップの受講
- ステップ2:1年間にわたり上級トレーナーに月2回以上のコンサルテーションとスーパービジョンを受けながらPCIT2ケースを(少なくとも1ケースはメインセラピストとして)修了する。この中には所定のスキルレビューが含まれる。
- ステップ3:認定申請と修了テスト
が修了すると、PCIT International PCIT認定セラピスト資格を取得することができます。
ステップ1:40時間イニシャルワークショップの受講
40時間イニシャルワークショップは、認定トレーナーによるPCIT初心者のための入門ワークショップです。5日間(40時間)集中してPCITを基礎から学びます。対面型、オンライン型いずれも可能ですが、Covid-19状況下ではオンライン型開催が主流となっています。
参加費用:原則1人220,000円(税別)
★実施状況により、変更する場合があります。
40時間イニシャルワークショップの情報については、本ホームページ内の「日本PCIT研修センターPCITイニシャルワークショップのご案内」をご確認ください。現在参加募集中のイニシャルワークショップがないが、近い将来ワークショップに参加のご希望がある方は、下記ウェイティングリスト登録フォームからご登録下さい。ワークショップの開催情報を優先的にご連絡させていただきます。
PCITイニシャルワークショップウェイティングリスト登録フォーム
ステップ2:ケースコンサルテーションとスーパービジョン
イニシャルワークショップ受講後、認定トレーナーによる1年間のコンサルテーションとケーススーパービジョン(月2回以上)を受け、2ケース以上(うち1ケース以上をメインセラピストとする)を修了に導くと認定セラピスト資格申請の条件が整います。ケーススーパービジョンでは、認定トレーナーやトレーナー資格研修者が上位トレーナーの指導の元実際のケースに対して遠隔あるいは即時指導を丁寧に実施します。来所型PCITの他、インターネットPCITも認定対象ケースになります。
コンサルテーション・スーパービジョン費用:1時間10,000円(税別) ビデオ閲覧1時間10.000円(税別)(ビデオ閲覧費用が必要となるのは特定のセッションのみです)
★コンサルテーション・スーパービジョン実施費用はケースごとによって実施回数や参加人数(上限2人)などで負担額が異なりますのでご注意下さい。
★(参考)米国では、イニシャルワークショップに1年間のコンサルテーション費用を合わせた額を参加費用としていますが、日本の場合は、イニシャルワークショップ受講後ケース開始まで時間がかかる場合があるので、ワークショップ費用とコンサルテーション・スーパービジョン費用を分けて納入していただいています。
★コンサルテーション・スーパービジョンはルーキー2人がペアでになって受けることができます。
ステップ3:認定申請と修了テスト
ステップ1、2が終了すると、PCIT Internationalに認定セラピスト申請に必要な書類を送付します。申請のための費用をPCIT Internationalに収める必要があります(2021年2月14日現在225USD)申請書への記入についてもお手伝いします。修了テストは難しいものではなく、簡単な知識を確認するものです。